ポイント3つ
独断と偏見で3つのポイントをあげる。
- Microsoftが無償で提供するツールである
MicorsoftはWindows Sysinternalと呼ばれる開発者向けのツール群を無償で公開している[1]。
これらのツールは、システムやアプリケーションの管理、トラブルシューティング、診断といった場面で役立つ。
Process ExplorerはWindows Sysinternalの一つである。
- 高機能なプロセス管理ツールである
CPU使用率やメモリ、I/Oといったタスクマネージャで表示されるシステム情報に加え、プロセスがロードしたDLLやファイルの一覧を表示することができる。
また、ファイルやフォルダをロックしている犯人プロセスを見つけることができる「検索」機能や、ウィンドウにアイコンをドラッグ&ドロップすることでプロセスを選択できる「照準」機能といった、PCのトラブルシューティングに役立つ機能がある[2]。
- 高いカスタム性を持つ
プロセス一覧に表示する項目の設定や、プロセスの状態などを示す色の設定、下部ペインの表示・非表示の切り替えなど、細かいカスタマイズが可能である。
ショートカット
よく使いそうなもの。
機能 | ショートカット |
---|---|
DLLモードに切り替え | Ctrl+D |
ハンドルモードに切り替え | Ctrl+H |
下部ペインの表示/非表示 | Ctrl+L |
リフレッシュ | F5 |
情報の保存 | Ctrl+S、Ctrl+A |
アプリケーションの起動 | Ctrl+R |
システム情報の表示 | Ctrl+I |
プロセスツリーの表示 | Ctrl+T |
検索 | Ctrl+F |
ヘルプ | F1 |
プロセスの停止 | Del |
プロセスの一時停止 | Shift+Del |
プロセスツリーの配色
より詳しいこと
感想
良い機会なので、Process Explorerをタスクマネージャに置き換えた。
検索機能、照準機能、システム情報の表示と保存など、ぜひとも使いこなしたい。
一方で、新たな疑問が出てきた。
など。
検索機能、照準機能、システム情報の表示と保存など、ぜひとも使いこなしたい。
一方で、新たな疑問が出てきた。
- CPUの稼働を把握するのにCPU使用率が用いられているが、実はIPC(Instructions per cycle)の方が指標として適切なのではないか[4]
- タスクマネージャとProcess Explorerでシステム情報の算出方法は同じか、異なるかどうか
- Windows APIのパフォーマンスカウンタから、どのような情報を取得できるのだろうか
など。
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