つい先週まで私は「夜型人間」でしたが、早く起きれるようになったので、「朝方人間」に転向しようと思います。
早起きができるようになったのは、寝る前に部屋のカーテンを開け、部屋に朝日が入るようにしたためです。
ブラインドをかけているので、外から部屋の中が丸見えになる心配はありません。
これまでは、就寝時にはカーテンを閉ざし、部屋を暗闇に包んでいました。
隣のアパートの常夜灯の光が気になり、カーテンを閉めていましたが、弱い光であるため慣れれば気になりません。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
本川達夫先生の著書「生きものとはなにか 世界と自分を知るための生物学」を読み、動物が時間を感じ取る方法についてを論じている箇所から、「早起きのためにカーテンを開ける」というアイデアを得ました。
以下は同著書からの引用です(p.202)。
「概日時計は概一日のリズム(概日リズム)を刻んでおり、このリズムに基づいて起きて寝てなど一日周期の行動(日周行動)が起きる。概日時計の実態は遺伝子時計で、哺乳類の場合、脳の視交叉上核の細胞に時計遺伝子が存在し、この活性が約一日周期で変化する。」
「『概(=約)』の字が付くのは、周期が二十四時間ぴったりではないから。動物により、二十四時間より少し長いものも短いものも存在する(ヒトは平均二十四時間十五分で、若干の個体差がある)。一日ぴったりではないため、放っておくと概日時計の周期による「朝」が地球の自転による朝からどんどんずれていく。そこで朝日を浴びることにより日々概日時計の時刻合わせを行い、外界の明暗周期に合うように調整している。」
どうやら、人間の体は朝日を浴びないと時間が狂ってしまうようにできているようです。
一つ勉強になりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメント表示は承認制に設定しています